名古屋商工協同組合協会
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HOME>トピックス>人材確保・育成事業にかかる会員組合実態調査(報告)
 
 
 
 
 
調査レポート
人材確保・育成事業にかかる会員組合実態調査(報告)
 
 当協会では、平成24年8月に会員組合を対象に組合事業にかかるアンケート調査を行いましたが、その調査で判明した、優秀な人材を確保・育成する対策を積極的に講じている会員組合を先進事例として取り上げ、同年11月に実態調査を実施しました。その結果は以下のとおりです。
ご協力をいただきました関係組合の皆様には、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
 
<先進事例1> 愛知県鍍金工業組合
1、組合の概要
所在地:名古屋市中川区丸米町2丁目117の3
   (※昭和42年に組合所有ビル「鍍金会館」を現在地に移設)
設立 :昭和6年 (※平成23年に創立80周年記念式典を開催)
組合員数:132社  (※昭和48年に最大286組合員。近年は下げ止まる)
役員 :理事29名、監事3名、顧問6名 (※顧問は、理事長、副理事長経験者)
体制 :5の常設委員会(担当分野;総務、情報、経営、環境、技術) 9の支部
      (担当地域;名古屋市内に5支部設置)  (※別に青年部組織もある)
主要事業:電気めっき業に関する次の事業
          ①指導、教育 ②情報の収集、提供 ③環境保全の指導事業
         ④新技術の開発事業 ⑤調査研究 ⑥部品、原材料の共同購買
         ⑦組合員の福利厚生事業
予算規模:34,951千円(平成24年度)
事務局員数:3名

〈全体的に〉
愛知県鍍金工業組合は、当協会会員の中で最も活発な事業展開、組合活動を行っている会員の一つである。
この組合でさえ組合員数の減少が問題となっており、組合に加入する事のメリットを実感できるような様々な魅力的な事業を、一定の制約の中でいかに展開することができるか、また、人材確保の重要性に鑑み、今後のめっき組合における次代を担っていく人材確保・育成をどのように対応していくのか、が課題になっている。
 
2、人材確保の推進への取り組み
 愛知県鍍金工業組合は、平成21年度から平成23年度の3年間、中小企業人材確保推進事業の助成を受けながら、組合員の企業が優秀な人材を確保し育成するための様々な方策を講じられ成果を上げられ、平成24年度においては、人材確保推進事業の成果定着を図っておられる。
どのような施策を講じられているのか概要を紹介したい。
 
①施策の方向性
[A] 優秀な人材を確保するための、大前提としての「労働条件」「労働環境」にメスを入れて、きちんと整備するように努める。
[B] 電気めっき業の業務内容や社会における重要性・将来性をとりまとめて情報発信を行いイメージアップに努める。
[C] 大学生や工業高校の教員への企業説明を様々な機会を捉えて、単独開催あるいは説明会参加の形で行い、めっき業界の現状を理解頂くよう努める。
[D] フォローアップ、レベルアップを図るため、会社を構成する各階層への絶えざるセミナー、企業見学会などの研修実施に努める。
[E] 会員企業の技術水準の向上と従業員等の技能向上に努める。
 
②具体的な主な施策
労務管理実態調査の実施
  就業規則はあるか。給与規程はあるか。退職金規程はあるか。出勤簿を整備しているか。定年制は明確か。育児・介護休業制度を整備しているか。1週間の所定労働時間は明確か。年間休日は明確か。定期健康診断を毎年実施しているか。など
イメージアップと採用情報を発信するための媒体の整備
ホームページの作成。業界説明用リーフレットの作成。展示用の実物モデルの作成。組合及び構成会社の紹介DVDを作成。など
企業説明会の開催、参加
合同企業説明会への出展参加。ハローワークとの共同で業界PR・企業 説明会の開催。など
各種セミナー・研修会の開催、派遣
各種の雇用管理セミナーの開催。各種の外部セミナーへの派遣。
新規採用者を対象にした研修。モデル企業見学会の実施。コンサルタントの戸別訪問指導の実施。など
めっき技術の研究開発の推進、めっき技能検定の資格取得の支援
名古屋市工業研究所とのめっき技術にかかる共同研究。同研究所を会場にした電気めっき技能検定実技講習会・実技試験の実施。各種の技術講演会の開催、参加。など
 
【愛知県鍍金工業組合の入居する愛知県鍍金会館】
【愛知県鍍金工業組合の入居する愛知県鍍金会館】
 
【愛知県鍍金会館の正面入り口】
【愛知県鍍金会館の正面入り口】

 
<先進事例2> 名古屋市獣医師協同組合
1 組合の概要
所在地:名古屋市中区大須四丁目12番21号 名古屋市獣医師会館内
設 立:昭和57年
組合員数:68名
構成組合員の業種:獣医師
出資金:7,300千円
役 員:理事 10名 監事 2名
主要事業:①共同労務管理事業(名古屋動物看護学院の運営) ②共同購買事業 ③事業資金の貸付 ④教育情報事業(「組合ニュース」の発行、講演会・講習会の開催) ⑤組合員の福利厚生事業
事務局員数:1名
 
2 人材確保・育成にかかる取り組み
 名古屋市獣医師協同組合は、動物病院で即戦力として働ける優れた人材を育成・確保していくため、全国的にも珍しい取り組みとして、オール組合運営の動物看護士を養成する学校、「名古屋動物看護学院」を設立し運営している。昨今の経済状況の大きな変化等の影響により、協同組合の存在意義が問われている業界が多い中で、同組合は、名古屋市獣医師会との深い関係を活かしながら業界の発展に大きく貢献している。
 
3 名古屋動物看護学院について
(1)概要
●所在地: 名古屋市中区大須四丁目12番21号 名古屋市獣医師会館内
●設 立: 昭和59年、全国に先駆け日本小動物獣医師会のモデル校として設立
●目 的: 高度化かつ多様化する動物医療の最前線である動物病院において、獣医師の良きパートナーとして、また動物病院のスタッフとして日々の診療のサポート、さらには入院動物の看護・管理、クライアントの指導を行える人材の養成
●修学期間: 1年
●学生数: 16名(第29期生)
●卒業生: 900人超
●就職先: 全国の動物病院
 
(2)学院の特徴
教育プログラムにおいては、他の動物看護士養成施設と異なり、学院の運営そのものが獣医師団体によるものであるため、毎日の講義、学内実習がすべて動物病院を開業する第一線の獣医師が担当、実践的な専門教育を実施している。
教育施設は、社団法人名古屋市獣医師会の獣医師会館を利用し、講義には大講堂や教室、学内実習には診療施設や研究施設を利用している。
在学中は、一般の動物病院での学外実習(インターン)制度を設けている。
バックヤード研修(東山動物園、名古屋港水族館などでの実習)を積極的に取り入れている。
1年間という限られた時間で比較的高度な内容を教えている。
卒業後、即戦力として動物病院で働ける人材の育成を目的としているため、高い就職率を誇っている(就職率98%)。
 
(3)今後の課題
 若い人たちの間では動物看護士は憧れの職業と言われ、卒業したての学生だけではなく、一度企業で働いた経験を持つ社会人の方の入学も増えている。一方で、同様の専門学校が市内にも増え、競争が激しくなっているため、学生の確保が課題となっている。
【名古屋市獣医師協同組合の入居する名古屋市獣医師会館】
【名古屋市獣医師協同組合の入居する名古屋市獣医師会館】
 
【名古屋動物看護学院の実習風景】
【名古屋動物看護学院の実習風景】
 
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名古屋商工協同組合協会
住所: 名古屋市千種区吹上二丁目6番3号 中小企業振興会館6階
電話: 052-735-2137 FAX: 052-735-2138